大坂冬の陣における和睦交渉の末、大坂城は二の丸、三の丸、内と外の堀を失い、本丸を残すのみの丸裸となっていた。
再戦の気配が漂い始めたのは、冬の陣からわずか半年後。
淀君は亡き豊臣秀吉の財宝を用いて数多の浪人を雇い入れ、徳川家康との戦に備えた。
大坂城へ続々と集う浪人たちに混じって、運び込まれる大量の霊石と異国の女の姿があったという・・・・・・。
戦いのなかで追い詰められた大坂方は、ついに霊石の力を暴走させ、あやかしたちが城門からあふれ出す。
真田幸村は追い詰められつつも「霊石を使った戦に義はなく、真の戦なき世は訪れない」と信じ、鬼気迫る勢いで家康の本陣に突進。
決死の覚悟で最後の戦いに臨む。
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